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立川競輪場の「東京中日スポーツ杯(F1)は10月1日に初日を迎える。 12RのS級初日特選を走る7選手に話を聞いた。
1番車 湊聖二
「前回の富山は展開がよくなかったけど、それでも着に絡めないとダメ。いかに悪い展開でも着に絡むか。佐藤慎太郎さんや成田和也さんだって、どんな展開でも着に絡んできますからね。昔からの課題だけど、自分の車券を買ってくれるお客さんもいるし、負けても納得のいくはしりができないと。無茶はだめだけど、無理はしないとね。山田君とは今年3月の松坂で初日と最終日に連係。強すぎて抜ける感じはない(苦笑)。とにかく強いし、いつもいいレースをしてくれる。仕掛けもしっかりしてくれるので、付きやすいですね。いつもお任せですよ」。
2番車 恩田淳平
「共同の準決勝から余裕がなくて、ペダリングがうまくいかなかった。決勝は眞杉匠君に離れかけたけど、何とか立て直せた。共同の後は群馬勢で草津合宿。休みなくやってきた。立川は完走したイメージがないくらい、印象が悪い(苦笑)。今回はそのイメージを払拭したいですね。ここは単騎でやる」。
3番車 新田康仁
「ようやくセッティングが煮詰まった! 7月の立川くらいから乗ったり降りたりと試行錯誤をしていたけど、ギヤとセッティングで何とかなった。前回の福井は準決勝で繰り上がり。終わったと思ったけど、恵まれましたね。鈴木君とは最近はなかったけど、どこかでカマしていたのも見ていたし、お任せします」。
4番車 山田庸平
「共同も岐阜記念も動けていたけど、宇都宮の方がよかった。佐賀で国体があるので、そんなに練習はできていないけど、この後は弥彦G1なのでここで脚力を付けられれば。やっぱり上位でも通用する自力がないと戦えないですからね」。
5番車 大槻寛徳
「向日町記念決勝の落車は問題ない。ただ、あの決勝は今までで一番悔しかったかも。清水君の先行だったし、捲れないかもと思って内へ行ってしまった。たらればだけど、脚が余っていたし外に行っていれば結果は違ったのかも。直前の富山も悪い感じはなかったけど、日によって体調が全然違うので、お客さんは買いにくいかも(苦笑)。番組によるけど、7車だしね。単騎でやった方がいいと思う」。
6番車 橋本強
「玉野の落車で脳震盪。その後は全く練習ができなかった。前回、岐阜記念を走ったけど、2、3日目に体調が悪くなって欠場しました。直前の練習はよかったけど、まずは一走してみて。弥彦G1もあるし、徐々に上げていければ」。
7番車 鈴木裕
「状態は悪くないけど、庸平君が強すぎる…(苦笑)。タイミングによっては自力も番手も流れ次第。新田さんの前だし、もちろん頑張る」。