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高松競輪 3日目 2R 7番車
中嶋響 選手
記者「2日目は単騎でした。ラインがあった方が戦いやすかったですか?」
中嶋「今まで2回くらい単騎でやったんですけど、こっちの方が僕は好きかも。ラインが出来ると作戦通りにいかなかった時にどうしようってなっちゃって。今日は勝てなかったけど仕方ないですね。」
記者「デビューして今一、波に乗り切れていないようですが周りからのアドバイスとかってありますか?」
中嶋「良くも悪くもないですね。自分で考えろって事なんですかね。まだ僕はレースになじめていない。そこが悪いのかな?」
記者「中嶋選手の武器って何ですか?」
中嶋「練習ではダッシュだと思うんですけど、レースになるとそれを出せない。ここで行ったら最後までもたないとか色々考えてしまって…。」
記者「思い切ってカマしたりとかが合っているのかもしれませんね。」
中嶋「それが松阪で一度、カマした時に後ろが離れて相手に嵌られちゃったんですよ。ラインでって考えるとそこも難しくて…。」
チャレンジ戦の決勝は各地で125期生が活躍している。その中で自分の勝ちパターンを模索し、悩む選手もいる。中嶋もその一人。スポーツ選手なら強い弱いは関係なく一度は皆がぶつかる『壁』。それを乗り越え一歩ずつ成長する試練だ。元々、ダッシュ力には自信があるようで、思い切ったレースが出来るようになれば一気に開花しそうな選手。最終日は自分の持ち味を生かした走りで何かきっかけを掴んで欲しい。