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宇都宮競輪の「共同通信社杯競輪(GII)」は15日、3日目を開催。11RのS級準決勝を走る神山拓弥に話を聞いた。
「ずっと特別競輪を走り続けたい」
地元ビッグを迎えた神山は言う。その言葉には確かな思いがあった。
「オールスターの雰囲気が最高だった。指定練習もそうだし、とにかく特別競輪って熱気がすごい。お客さんの歓声だってそう。そういう雰囲気の中で走り続けたいって改めて思った。そのためにはどうしたらいいのか。違うことをやってみようと。ここ(地元ビッグ)や親王牌だけじゃなくて、もっと先を見据えている」と話す。
いつも熱い漢が、いつにも増して熱い。
「追い込み選手として活躍している選手たちって、みんな楽しそうなんですよ。周りが進化している中で、自分も試行錯誤してやっていかないと取り残されちゃうから」。
そして、従兄弟であり、師匠でもある神山雄一郎の話題になると「56歳であそこまでやれるのはすごいこと。雄一郎さんの存在は自分のモチベーションにも繋がっている。あまりにも偉大すぎるけど、少しでも近づけるように」と自身の原動力の一つとなっている様子。
準決勝は眞杉匠に託す一戦。地元ビッグ決勝へ、大一番を迎える。