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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「9月第1戦」が4日から2日間にわたって開催。最終日12Rの決勝で優勝した岩井芯、2着の市本隆司、3着の山田義彦に話を聞いた。
1コースの北野武史が最後方の菊地圭の後位へワープ。レースが動いたのは残り2周手前。山田義彦が車間を切って菊地を牽制していると、2番手から岩井芯が一気にスパート。大逃げの勝負に出る。山田と人気を二分した菊地は最終ホーム5番手で絶体絶命。空いた車間を2番手の市本隆司も懸命に詰めていくも、岩井がそのまま逃げ切って初出場、初優勝を飾った。
優勝 岩井芯
勝ち上がりで自力を出せていなかったし、決勝は隙があれば先行して勝ちたいなと。山田さんが車間を切っていたのも見えたし、北野さんがワープしたことで自分が2番手になって先行しやすくなったのも追い風でした。出てからはコーナーで流しながら駆けた。後ろからの反撃にヒヤヒヤしたし、優勝の確信はゴール線までなかったです。逃げ切れて良かった。優勝賞金?こんな大金を手にするのは初めて。使い道は…自転車に使います。
自分はチャレンジャーの立場。競輪でも近くに特別昇班をした栗山(和樹)先輩がいるし、自分も特昇を狙いたい。持ち味の持久力を生かしたレースをしていきたいですね。
2着 市本隆司
十分、嬉しい。山田と俺の歳を足して2で割っても、岩井君は半分もいかない年齢(苦笑)。(マスターズ世界選手権に向けて)ここでせっかくなら優勝して臨みたかったけど、優勝みたいなものでしょう。マスターズも応援してください!
3着 山田義彦
本当は表彰台の一番上に上がりたかった。けど、若い岩井君のダッシュと立ち上がりが良くて。年齢には敵わないですね(笑)。次こそ一番上に立てるように頑張ります!