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改修前最後の開催となる向日町バンク74年を締め括る最終決戦!!
脇本雄太は昨年こそ負傷で欠場したものの、21年、22年は共に完全優勝。平安賞では無双状態の現役最強レーサーだ。一度エンジン点火に成功すれば圧倒的な強さで他を凌駕する。
窓場千加頼がウイナーズカップに続いて、オールスター競輪でも優参。特に準決勝では北井佑季相手に逃げ切り勝ちと見事なレースぶりを披露。今回は名実ともに主役としての参戦。地元記念初優勝を狙う。
山田久徳は68周年、73周年の2回決勝進出。自力はもちろん、マーク技術にも定評がある。
58周年、66周年と2度の優勝を誇る稲垣裕之。66周年では脇本雄太の番手からⅤ達成。豊富な経験値を若手に伝えつつ自信も躍進を果たしたい。
高校時代は砲丸投げで活躍した高久保雄介は恵まれた身体能力を武器に突き進む。
S級S班では脇本以外に清水裕友、佐藤慎太郎が参戦。2年ぶりの参戦となる清水はオールスターでは不完全燃焼となってしまったが、その分までと人気に応える走りに期待。
ここにきてキメ脚に鋭さが戻ってきた印象もある佐藤。声援を力にいつもの様に限界説を吹き飛ばす。
南関勢は今年すでにGⅠホルダーを2人輩出と勢いに乗る。その一人、北井佑季が参戦。高松宮記念杯ではラインの絆と個の力をプラスして輪界の頂点へと駆け上がった。この北井に乗って行くのが和田真久留と松谷秀幸の神奈川勢。和田はいざとなれば捲りの勝負脚がある。安定感を増す松谷はオールスター転倒の影響がなければ大いに期待したい存在。
関東勢浮上のカギを握るのは佐々木悠葵。佐々木はオールスターでは力強い走りで魅せて評価を上げた。勢いそのままにⅤ圏内浮上も十分。自力はもちろん、マーク戦もこなす長島大介や、安定したマーク捌きでキメ脚も冴える武藤龍生にも要注目。
西国の襲来も
九州のドンと言えば荒井崇博。オールスターでは予選で3連勝と決定力にも磨きを増す。自力選手では嘉永泰斗が有力株。オールスター欠場が気がかりではあるが、万全ならば荒井と共にⅤ候補の一角を担う。S班経験者の岩津裕介も巧者ぶりを発揮してこよう。