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力強さが戻ってきた棚瀬義大
現行競輪では豊橋と大垣の2場所を優勝して勢いに乗ってる棚瀬義大。前検日に「豊橋も大垣も配分が詰まっていて結構ハードな日程なんです。疲れはありますが、とりあえずタイムトライアルを全力で走ってみます」と言っていた。そのタイムトライアルだが、叩き出したタイムは10秒412で今回のメンバーで1位だった。
デイの一次予選は人気通り1着通過となったが、直線で終始後ろに付けていた大森光明に際どく迫られていた。「逃げてあれだけ詰められたのは初めてです。ちょっと脚がないですよね…。疲れも抜け切れていないけど、とりあえず気になるハンドル周りを修正してみます」と言い残し検車場を後にした。
注目の初日ナイトでは最後方でどっしり脚を溜めていく展開。斬って斬っての流れで、ここぞのタイミングで発進。力強く捲った。「疲れの方が心配だったのですが、前検日終わってからずっと寝ています。宿舎から競輪場に移動しても寝ているくらいですから。それがあって、少しずつ疲れが抜けてきています。しっかりと踏めている感じはあるし、決勝に向けて頑張ります」と締め括った。