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【PIST6】豪快な捲りで完全Vを飾った黒瀬浩太郎。「単独になってからいつでも捲れる感じだった」
5月22日に「TIPSTAR DOME CHIBA」で「SPRING STAGE 5月 第3戦」の決勝戦が行われた。優勝した黒瀬浩太郎選手に話を聞いてみた。
残り3周で小畑勝広が上昇し、黒瀬浩太郎を斬って先頭に立つ。そこを常次勇人が叩いて思い切った逃げに出た。人気対抗格の荒川仁は好位確保に動いたが、打鐘で黒瀬浩太郎後輪ハウスして大きく飛んだ。黒瀬浩太郎は絶好の3番手位置を確保し、残り1周で全開のスパート。常次勇人の逃げを豪快に捲り切って1着。失格審議に懸かるもセーフで優勝を決めた
ワンランク上の走りで完全優勝。これで4月に開催された【SPRING STAGR 4月 第4戦】に続き連続優勝。これで優勝回数を「2」に伸ばす事に成功した。
「冷や冷やしました。みんなが一斉に動いてきたので、一時は併走になったけど、引くに引けないからそこで勝負するしかなかった。後ろで大きな音がしたので、何かあったのは分かったんですよ。それで自分の頭の中に『失格』の文字が浮かんだんです。ただ、一旦冷静になってから大丈夫でした。位置を取って単独になってからは、いつでも捲れるという感じだった。ただ、荒川君にアクシデントがあったし、正直スッキリしていません。本当はもっとスッキリした勝ち方をしたかった。今回は換えた機材が当たった感じで、ハロンも自己ベストを更新できた。もっと突き詰めていけば9秒台も狙えると思う。また頑張りますので、よろしくお願いします」。