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久留米競輪場の「オールガールズクラシック(G1)」が26日から始まる。 L級7車2レース3日制【B】の3R予選1を走る枝光美奈に話を聞いた。
本格デビュー後は苦戦も多かった枝光だが、得意な位置取りを武器に成績をみるみる上げ、50点まであともう少しというところまで上げてきた。今では決勝メンバーの常連となっているし、注目している選手のひとりでもある。
そして、今開催はオールガールズの前座戦となるが、地元での大きいレースとなる。「練習はし過ぎるくらいやってきた。もちろん、優勝を狙って、気持ちを作ってきました。練習では課題でもある踏み出しを集中してやってきました」と気合満々の様子。
養成所時代から位置取りの巧さで勝負してきた枝光。ルーキーシリーズ、本格デビューと周りの変化でなかなか持ち味を出せない時期もあったが、慣れてきたのか落ち着いたレース運びを見せている。「以前までは不安の方が大きかったけど、慣れてきたのか落ち着いてレースを走れるようになりました。タテももちろんだけど、位置取りを得意としているので、それで頑張っていきたい」と話してくれた。
やはり地元戦は緊張するという枝光だが、練習は今開催も一緒の小林優香、林真奈美に加え、もうじきデビューする126期の高木萌那との練習でタテも鍛えているそうだ。記者も卒期レースで注目していたので、高木について聞いてみたのだが『めちゃくちゃ強いです! むしろ自分がアドバイスをもらっています(苦笑)』とこちらに関しても楽しみになった。
地元3割増しという言葉もあるし、まずは好スタートを決めたい。