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松山競輪「開設74周年記念・金亀杯争覇戦(GIII)」は7日、初日を迎えた。12RのS級初日特選を走り終えた選手に話を聞いた。
1着 深谷知広
「信じられないぐらい北井君が強かった。スタートは、新山君だったら入れてもいいかなって思っていたけど、古性君の抵抗もあって前になった。九州勢に出られるかもって思ったら、盛り返しての繰り返しで強かった。一瞬、出られたのかなって車間が空いてしまったのは修正点。最終2センターのところは、外に差し込んでいないと古性君に締め込まれてしまうし、そこは冷静だった。強い前後の支えがあっての1着、本当に頼もしかったし、その中で自分の役割を果たしていけるように頑張りたい」
2着 北井佑季
「僕のラインが一番長いし、後ろの2人を信頼して、思い切り迷いなく行けたのが良かった。嘉永さんが来るのは目視で確認したけど、その後は来るであろうところを要所要所、踏んだ感じ。後ろの援護があってのワンツースリー、その中に自分が入れて良かった。最終バックはもう少し勢い良く踏み直したかったけど、深谷さんが頑張ってくれたおかげで残れた。僕の力だけじゃなくて、深谷さんが番手にいるというのは別線にとっては脅威だし、ラインの力が大きかった」
3着 和田健太郎
「打鐘のところは微妙だったし、ここで内抜きするよりかは迂回した方がいいと思った。多分、どちらにしろ3着は変わらなかったね。北井がレースを作ってくれて、深谷も何とかしようと頑張ってくれて。自分は慎太郎さんとの勝負になって、当たられて降りられてもお互いに着が悪くなるかなって。その外にもいたし持って行っても、落車を招きかねないので余計なことはしなかった。(会見場に向かってくる北井を見つけて)北井が来た!なんちゃって(笑)。強すぎる!」
7着 新山響平
「展開が向いたのに生かすことができなかった。嘉永が行った時に付いて行けば良かった。脚も動いていたし、もうちょっとカマせたかなと。北井さん?強かったですね~。一緒に走るのは嫌ですよ(苦笑)」
8着 嘉永泰斗
「うーん…。冷静さに欠けた。最近、そんなことばっか」
圧巻の逃げを披露した北井について、犬伏湧也の感想
「強い。強かった。でも、そこを意識しても仕方がないし、まずは目の前のレースで自分は自分の走りで頑張るだけ」