【日本競輪選手養成所 卒業記念レース】宮本記者　イチオシ選手〈125回・阿部 英斗(あべ あやと) 候補生〉

125回・男子選手候補生

阿部　英斗(あべ　あやと)　19歳

・出身　福岡県北九州市

・出身高校　私立　松山学院高校

・師匠　吉岡稔真(65期・引退)

・登録予定地　福岡県

第2回、3回　ゴールデンキャップ獲得

ーー競輪選手になろうと思ったキッカケは？

「4歳から自転車に関わっています。気が付いたときから他のスポーツはなくて自転車だけでした。目指したのは8歳の時だけど、その時はギャンブルなんて全然知らなかったですからね。実際にレースを見に行って、自分もなりたいと思いました」。

「ちなみに競輪祭を見に行ったのですが、その時の事は鮮明に覚えているくらい衝撃的でした。G1だったっていうのも大きいかもしれません」。

ーーナショナルチーム(トラック短距離エリート強化選手B)にも所属していますね。自分が成長した点や良かったことなどありますか？

「高校3年生の時の高校選抜のケイリンで優勝したときに、新田祐大さんが見に来られてたんです。その時に自分のことを気に懸けてくれて、評価して下さったんです。その後、ジュニアの世界選手権に連れて行ってもらえて、初めて世界を見たときの刺激は凄かったです」。

ーー師匠は吉岡稔真さんで不動會に入られていますね。卒業後はどうされるんんですか？

「1ヶ月くらいは福岡に戻るのですが、その後はナショナルチームで練習する予定です」。

ーーもうすぐ養成所の卒業になりますが、今の課題はありますか？

「昔から競輪を見て来て、展開とかを考えながらレースをするのは得意なんです。でも、トップスピードや自分の持ち味がまだないので、ここからはトップスピードを強化していきたいと思っています」。

ーー卒業記念レースがいよいよ始まります。どんなレースをしたいか、意気込みも含めてお願いします！

「やることはやって来たので、しっかりとそれを出し切って。決勝に進みたいなと思います」。