星野めぐみのトリコラ

【星野めぐみのトリコラ】貴志修己「先行への拘り」

2024/03/03

フリーアナウンサーとして活躍中の星野めぐみさんが、注目選手をピックアップして独自の目線でインタビュー!!

 

今回は向日町FⅠ(3月4日~6日開催)に出場する、貴志修己選手(117期 和歌山県)にお話を伺いました。

 

星野「3月4日から向日町のS級シリーズが始まります。直前は近畿の合宿に参加されていましたが、いかがでしたか?」

 

貴志「岸和田競輪場で、S級S班の脇本さんや古性さんと一緒に練習してきました。何度参加しても収穫がありますね。」

 

星野「今回はどんな収穫があったんですか?」

 

貴志「練習で求めている強さがレースに繋がっていない事ですかね。練習でどれだけ良いタイムが出てもレースで必ず勝てるとは限らないじゃないですか。

それは、練習で求める強さとレースで求められる強さが違うからなんです。でも、その辺の感覚はS班の2人はしっかり持って取り組んでいます。だから、タイム以上、数字以上の強さがあるんです。自分もただタイムを出すだけではなく、その辺の感覚を身につけて練習していかないとダメだなって痛感させられました。」

 

星野「そうなんですね。レースのスタイルについてはどうですか?決まり手は逃げ捲り共に50%ですが、決まり手以上に積極的なイメージはありますが。」

 

貴志「決まり手に差はないんですが、逃げさせたら厄介だなーって思ってもらえる選手になりたいですね。その中で警戒されて、逃げられなかった時にカバーとして他の戦法も出来たらと思います。今は自分の武器を持たないと勝てないと言われていますし、先行には拘って行きたいですね。」

 

星野「その気持ち通り、前走の奈良記念でも地元選手の前で積極的に戦ってましたよね。」

 

貴志「近畿地区の記念は地元の選手の前で走る事が多いのですが、地元の選手が後ろに付いてくださるという事は、それだけ信頼してもらえている証拠かなと思っています。

そして、ただその気持ちに応えるだけではなく、自分も勝ち上がれるレースをする事が大切なので、ある意味では結果を出すチャンスですよね。

福井の寺崎浩平さんは、大きいレースでも近畿の先頭でしっかり戦っているし、まずはそこに負けないように走っていきたいです。」

 

星野「昨年末の近畿の合宿では引退された村上義弘さんからも先行に対するアドバイスを頂いたと伺いましたが。」

 

貴志「主導権は取りに行くものだ!と言われました。その言葉を聞いて自分にはまだまだ甘さがあると感じましたし、それと同時に期待もしていただいてるのかなと思いました。村上さんから、そんな言葉をかけてもらえたら、次は納得してもらえるようなレースをしたいじゃないですか。」

 

星野「そのためにも今は先行なんですね。」

 

貴志「そうですね!」

 

星野「さて、向日町バンクのイメージはどうですか?」

 

貴志「あんまり良いイメージはないんですよ...。でも、地元地区ではやっぱり気持ちも違いますし、自分をアピールできる場だと思ってるので、3日間頑張りたいですね!」

 

星野「応援しています!では、皆さんにメッセージをお願いします。」

 

貴志「しっかり自分のレースをしていきます。3日間応援よろしくお願いします!!」

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編集部

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