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高松競輪「能登半島支援玉藻杯争覇戦(GIII)」は20日、最終日を迎えた。12レースS級決勝を走り終えた選手に話を聞いた。
優勝 浅井康太
菊池君が前を主張して、町田君的には中団が良かったんじゃないかなと。自分も前に入れず、中国勢を引かしてという感じ。
バック本数30本の菊池君は徹底先行タイプで、やる気だったので。赤板すぎは町田がハマって厳しい展開になったけど、それ以上に自分に余裕はあった。
前の慎太郎さんと東君の動きを見ながら、東君が追い上げたところに乗って捲りに行ったけど止められて。
でも、止められなかったら捲り切っていた感触はあったし、松浦君が大きく踏み込んできていてもモガキ合えた感触はあるので、そうなったら井上さんが優勝だったかもしれないし、ワンツーを決められる位置から仕掛けられたっていうのが結果に繋がったと思います。
東君の牽制から切り替えて、転ける寸前、前とハスりながらハンドルを抜いて立て直しがしっかりできたし、気持ち的に脚的にも余裕を感じられた決勝だったかなと。まぁ、終わってからは何とでも言えますけどね(笑い)。
前回のG1から各地区の自力選手に付かせてもらって、今回も松本秀之介君だったり、勉強させられたし、色々な経験ができている。
やっぱり競輪は気持ちなんだなと感じることができたし、しっかりと競輪と向き合えているというところが今回の結果にも繋がった。
強い選手はみんなそう、競輪はテクニックというよりは気持ちなのかなと思う。その辺りを今の若い子にも伝えていけたらと思います。