アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
平塚ミッドナイトの二日目が終わりました。
前日と同様に冷え込んだ走路で激しい戦いが繰り広げられていました。
今節は19歳とフレッシュな尾方祐仁選手から、61歳の小林覚選手、60歳の野崎修一選手、高橋京治選手と言った大ベテランまで幅広い年齢層の選手が走っていました。それはまた後程触れることにして…。
まずは二日目走った選手から、通算百勝を達成したこの人をピックアップ
九レース A級決勝 23:30発走 宮下 一歩 (長野115期)
「今回はまあまあ良い感じで来れたと思っていたけど、初日に走った感じがあまり良くなくて。でも、準決勝走ったら初日よりも良かったですよ。日に日に良くなるのかな。」
通算百勝を決められて
「やっぱり嬉しいですよ。なかなか勝てない時もありましたし、しばらく沈んでいた時もあって。段々と一着が取れる様になってきたし、少しずつですね。でも、やっぱり気持ちが大事ですね。強い人は気持ちもイケイケですから。来期に向けて頑張りたいし、今は奮起するものもあるので。今年の最後だし、自力でしっかり出し切りたいです。」
S級優勝を経験しこれからという時に、不調に陥り、今また復活の兆しを見せ始めています。相手は強力ですがライン三車を味方に力を発揮してほしいですね。
続いては二日目一レースを制した元気な大ベテランのこの人!
三レース A級チャレンジ選抜 21:30発走 小林 覚 (神奈川56期)
「日吉君が頑張ってくれました。初手の位置が想定と逆で、千原君が前受けで桂馬君が中団だった。それでも彼が落ち着いて仕掛けてくれたし、千原君に行かれてからもしっかり踏み返してくれた。力はあるから、初日がもったいなかったね。我慢していれば行けるチャンスはあったと思う。日吉君とは前回の和歌山でも連係して、一着を取らせてもらった。相性が良いね。自分が勝ってお客さんに悪いことしちゃったかな(笑)。」
隣にいた日吉が
「小林さんだと安心感があります。実は自分の母親と同じ年なんですよ(笑)。」
それに応じて
「そうらしいんですよ。参ったなぁ(笑)。点数下げていろいろ大変だと思うけど、レースを覚えて、力を付け始めているんだと思う。彼は来期が勝負だと思うし、頑張って欲しいよね。」
今節は先程も挙げた通り、ベテラン勢が多く参加しています。二日目勝った小林選手をはじめ、チャレンジ決勝には高橋京治選手が、A級決勝には堀政美選手や三住博昭選手が、それぞれ勝ち上がっています。
また、一レースは近畿の先行職人千原洋晋選手が、二レースは大ベテラン野崎修一選手がおり、四レースにはいぶし銀の杉浦康一選手が。六レースは中部の名選手の富永益生選手と南関の先行職人坂木田雄介選手が同乗。
若手だけでなく、ベテランも頑張って盛り上げたいですね。
今年の平塚開催は今節で終了です。
年明け元旦から四日間開催のS級シリーズが開催されます。お楽しみに!