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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「サードクォーター」が1日に幕を閉じた。 12R決勝で逃げ切り優勝を決めた藤井侑吾に話を聞いた。
――初優勝おめでとうございます。レース展開はどのように考えていましたか?
「5コースからだったので、本当は中川さんが動いてからその上をと思っていた。
でも、中川さんが僕待ちみたいになっていて…(苦笑)。そうしているうちに前が動き出して、隊列が短くなったところで行った感じです」。
――残り2周くらいからの仕掛け、距離が結構長かったですね。
しかも、東矢選手と踏み合う形にもなりましたね。優勝の実感はいかがでしたか?
「東矢君が強すぎて出切るまでに脚が一杯になってしまった。出切ってからは本当に無が夢中でした。
ゴールしたときも差し込まれていますからね。ダメ元で行こうと思っての仕掛けだったので優勝の実感は感じなかったです」。
――表彰式の際にPIST6が競輪にも活きているとおっしゃっていましたね。
「そうですね。行けるところで行くっていうところ、スピード感も違いますからね。
そこを意識してカマして行ける。ここで走ってから気持ち的にも余裕を持てていると思います」。
――メンバーが違うので比較は難しいと思いますが、前回の初参加での決勝と比べていかがでしたか?
2回目と言うこともあって慣れもあるのかなと思うのですが。
「今節は前回よりも敵が強くて、動く選手も多かった。その中でどう走って勝ち上がっていくかだった。
しっかり勝ち切れたのは良かったですね。自分の走りはがむしゃらに踏むだけなので、特に変わりはなかったです。
ただ、タイムトライアルで前回よりも良いタイムを出せたことで、気持ちに余裕はあったと思います」。
――競輪の方では近況は点数も右肩上がり。この後は別府記念が控えていますね。
「中4日で別府記念ですね。目標は準決勝に上がること。
点数も上がっているので、積極的なレースを心掛けたいなと思っています。
地元の名古屋のバンク改修がもうすぐ終わるので、1月に名古屋記念が控えている。そこに向けても仕上げていきたいと思っています。
ただ、バンクに入れるのが今月の26日? くらいだったと思うので、それまではバンクが使えないですが…(苦笑)」。
――最後にひと言お願いします!
「次回、走る際も優勝出来るように頑張りますので、またよろしくお願いします! 」