アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
大宮競輪「日刊スポーツ新聞社杯(FI)」は2日に初日を迎える。ガールズ予選①(7R)を走るに石井寛子に話を聞いた。
「一年間戦った結果です」
石井寛子はいつだって真っ直ぐだ。グランプリ出場は叶わなかったが、結果を受け止めて今の心境を明かした。
グランプリ出場をかけた競輪祭女子王座戦は、賞金ランク下位の梅川風子が優勝して出場権を獲得した。その瞬間、石井の11年連続でガールズグランプリに出場が途絶えた。(賞金ランク5位吉川美穂とは26万2500円差で6位。現時点で石井は補欠選手)
「競輪祭の結果は悔しくないはずがない」と率直な思いを口にすると「でも、これは勝負の結果なので。その結果を受け止めて前を向いて走っていきたい。一歩届かず残念ですが、切り替えて来年のグランプリを目指してまたスタートを切りたいと思います。1着を目指して精一杯走るので、応援していただけると嬉しいです」と新たなスタートを誓った。
ガールズケイリンにおいて、デビュー以来10年連続グランプリ出場は前人未踏の大記録。第一線で活躍し続けているからこそ感じることとは。
「一年を通して勝ち続けていくことは改めて大変だな、と。その中でも自分自身と向き合いながら良いコンディションを作って、一戦一戦、精一杯臨んでいきたいですね。皆さんの声援が力になります。これからも応援よろしくお願いします!」
石井の視線はすでに来年のグランプリへと向いている。きっと更なる進化を遂げて大舞台に帰ってくるはずだ。