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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「サードクォーター」が30日から開幕している。 年末のヤンググランプリ出場を決めた山根将太に話を聞いた。
「ヤンググランプリ2023」は119期、121期、123期生から選出される。
119期が参加出来るのは今年までだが、その枠を山根将太が掴み取った。開催まで残り約1ヶ月となったが、現時点での心境を少し聞いてみた。
――ヤンググランプリの出場が決まりましたがいかがですか?
「絶対に乗りたい! っていうのはなかったし、乗れたらいいかなくらいに思っていました(苦笑)」。
――約1ヶ月後に控えましたが実感は湧いていますか?
「強い選手は自分と10点以上も点数が違いますからね(苦笑)。全然実感は湧いていないです…」。
――実感はこれからかもですが、メンバーが出そろいました。どうしたいなとかは考え始めたりしていますか?
「そうですね、同県で太田海也君がいるので希望は太田君の後ろを回りたいなと思っています。
一緒に練習する機会はなかったけど、凄く強いのは分かっているので。
自分が自力ですか? いやいや…(苦笑)。このメンバーで自分が自力では…という感じなので」。
「番手戦の経験ですか? 確か、S級に上がってからで2回くらいですかね。
番手でうまく決められなくて、迷惑を掛けてしまっているんですよね。
だからもし、番手を回るとしたら今度は迷惑を掛けないようにしたいですね」。
まだ確定ではないが、山根は同県の後輩である太田海也の番手が希望らしい。
近況は点数をグッと下げてしまい、直近4ヶ月の競走得点は99点台と気が付いた記者はビックリ。
「自分でもビックリです(苦笑)」とは言っていたが、徐々に復調気配を思わせるような動きの良さは見えてきている。
これから本格的に段階を踏んで、仕上げていきたいことだろう。
まずは月またぎとなった今開催で刺激を入れて、年末に向けて弾みを付けたい。