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【京王閣競輪ミッドナイト】2日目 高橋秀吉

2023/11/26

自在性に富む高橋秀吉は「相手を考えて作戦を立てる」

 

11月26日から京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト(F2)」が開催されている。

2日目の6R(選抜)に出場する高橋秀吉選手に話を聞いてみた。

まず初日の予選を振り返る。前を任せた小松剛之は6番手まで単純に下げた。最終先行は加藤健一を3番手に入った舘真成が一気に飲み込んでしまい、3角から小松剛之は捲って行ったが差は縮まらずだ。自らも4角からコースを迷って伸びを欠いて5着という結果だった。

「小松さんに任せた結果だから仕方ないですよ。多分、舘君があんなに綺麗に捲って行くなんて思ってもいなかったでしょうし、小松さんも反応して捲って行ってくれたけど前との差があり過ぎた。自分もコースを迷ってスピードを殺してしまって伸び切れなかった」と振り返る。

 番組が出る前の話で「(2個ある選抜戦では)東北で動くのは小松さんがいるけど、初日に自分と一緒だったから今度は別でしょうね。多分、自分でやる番組になるでしょう」と言っていた通り自分でやる番組になった。

 「最近は成績にバラ付きがあるけど、タテの脚についてはいい感じのまんまなんですよ。何でまとまらないかというと、技量がないので番手を回った時がヘタ過ぎで(苦笑)。ちゃんとした仕事ができないので、そこで脚を使ってしまったり、道中で力んで自然と消耗しちゃったりして…。そこのところはもっと勉強しなきゃいけないと思っているんです。ただ、タテで勝負する時は違いますよ」と話してくれた。