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高松競輪 1日目 2R 6番車
真砂 英作 選手
記者「復帰戦ですね。」
真砂「やっと走れますね。もうルールを守って走ります(笑)。」
記者「4か月の間、計画的に練習をやっていたんですか?」
真砂「特に計画は立てていなかったんですけど、やる事、やりたい事が多くて暇じゃなかったです。ウェイトもやっていたし、街道練習も。僕は師匠(香川雄介)と街道練習をメインにやっていたんですけど、あれを(誘導員早期追い抜き)やる前に街道用のロードバイクを買っていたんですよ。値段は150万円。もう4か月走れないって分かってお金の計算をしましたよ。これが生活費、これがローンの分とか。でも、新車のロードバイクが手元にあったお陰で自分のモチベーションを高める事ができたんです。周りから配分が止まったらやる気が出なくて1か月自転車に乗っていないとかよく聞いていたんですけど、僕にはそれがなかった。新しいロードバイクのお陰で街道練習に打ち込めたんです。新車に乗っていると気持ちよくて。」
記者「じゃパワーアップして復帰ですね。」
真砂「そうですね。脚力は休む前よりアップしていると思います。あとはそれをレースで出せるかどうか。師匠からも組み立てやレース勘がどうかって言われました。」
記者「今節はその師匠(香川雄介)と初めて一緒に参加ですね。」
真砂「そうなんですよ~。いつもレースが終わると電話かメールでアドバイスをくれるんですけど、今回はレースが終わってすぐに。怖いですねぇ(笑)。」
記者「香川選手。こう言っていますけど。」
香川「もうルールを守って走れよ。(レースは)たぶんアカンやろね。レースはそんなに甘くないけん。でも、最後まで力を出し切るレースをやらないかん。途中でやめるような奴が俺は一番好かんから。ファンのみんなはお金を賭けてくれとるっていうのを頭に入れとかないかんぞ。」
真砂の復帰戦は師匠との参戦。練習はしっかりできているし、戦術面でもすぐにアドバイスを貰える状況で心強いだろう。ここから同期に遅れを取った4か月分を取り戻す!