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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で23日から開催されている「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド20が24日に幕を閉じた。 5開催連続完全優勝で史上初20連勝で記録を更に更新した河端朋之に話を聞いた。
――優勝おめでとうございます。5開催連続完全Vで20連勝。前回言った通りに記録更新されましたね。
「ありがとうございます。ここまで来ると嬉しいというよりホッとしたという気持ちの方が大きいです(苦笑)」。
――レースは最後方の6コースからのスタート。
周回中には永澤(剛)選手、北野 (武史)選手が河端選手の後ろにワープする場面もありましたね。
「もしかしたら誰かしら下がっては来るのかなと。
誰も下がってこなかったとしても、誰かが切った上を行こうと思ってはいました。
ただ…。北野さんはあるかもと思っていましたが、まさか永澤君が下がってくるとは思わなかったです」。
――残り2周目掛けてなので結構早めの仕掛けなのかなと思って見ていたのですが…。
「そうですね。松本(京太)君が結構踏んでカカっていたんですよ。仕掛けるのを待ってしまうと、
前に畝木聖君や内山雅貴君がいたので、外に踏まれてしまうとキツいですからね。
詰まったタイミングで仕掛けたらあのタイミングになりました」。
「後ろに永澤君がいたので、プレッシャーを感じながらでした(苦笑)。
出切ってからは抜かれないようにペースに入れて回していたけど、最後は結構迫られていましたね」。
優勝:河端朋之(中央) 2位:永澤剛(左) 3位:畝木聖(右)
――負けなし状態ということもあって、今回の準決勝みたいに包囲網が敷かれることも多くなりましたね。
「ここ最近は内に閉じ込められるレースも増えましたね。
内に包まれた時に誰かがドカンと駆けてしまうと厳しくなりますね。
難しいレースもありますが、どこかしらに隙はできると思うので。
包囲網を敷かれてもどう対応していくかは課題になって来ると思います」。
――この後は熊本記念(in久留米)に弥彦G1が控えていますね。
「そうですね。ただ、実は久留米の後に地区プロがあるんですよ。
久留米、地区プロと走って、G1に繋げていければいいのかなと思います」。
――この後のPIST6の予定は入っていますか?
「実はまだ決まっていないんです。もしあっせんが入った時はまた記録を更新出来るように。
優勝出来るように頑張りますので、応援よろしくお願いします」。