特別昇班が懸かる都築巧だが準決勝は最大の山場に

小松島競輪　２日目　５Ｒ　２番車

都築　巧　選手

記者｢特別昇班まであと二つになりましたね。｣

都築｢そりゃここで決めたいですけど、僕なんか特別昇班できるような選手じゃないですから（笑）。在所成績だって自力ではたぶん７０位くらいだったはずだし、まぁそこまで気にしていなかったけど、気にしたところで順位が上がるわけでもないですけどね。２場所連続完全優勝も自力の決まり手はほぼないですから。人の後ろばっかりです。同期のみんなは僕が後ろなら差される心配はないと思って駆けてくれるんですよ（笑）。｣

記者｢師匠からはもっと自力でって言われたりしていないですか？｣

都築｢師匠は山本剛さんなんですけど、今は（山本）拳也さんに面倒を見て貰っているんですよ。拳也さんに僕の先行を見て貰って、それじゃヤバいなって（笑）。それから何でもやっていくスタイルに変更したんです。今も同期のみんなにバレないようにだましだましなんでバラさないで下さいよ。｣

記者｢準決勝は？｣

都築｢押田君との２分戦でしょ。押田君が強いので赤松さんがいいのならハコ勝負に行きます。｣

面白おかしく自分のスタイルについて話してくれた都築。今の成績を謙遜気味に言ってはいるが勝負の世界で結果を残しているのは事実。準決勝がカギとなりそうだが、今節で特別昇班を決められるのか楽しみだ。