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宇都宮競輪のミッドナイト「前検日コメならウィンチケット杯(FII)」が21日に初日を迎えた。5レースのA級予選で2着の引地正人に話を聞いた。
突っ張る望月嘉人との壮絶なモガキ合いを制し、番手の山崎司(1着)とワンツーを決めた引地。レース後は壁にもたれ込み、倒れるほどの消耗ぶり。激戦を物語った。
「走る前に敵の年齢を見ると弱気になって負ける。自分が20歳の気持ちで走った」と息を切らす。
だが、レース後に飛び出したのは衝撃のひと言だった。
「来期は追い込みに変わろうかと」と突然の宣言だが、本人はいたって冷静だ。
「自力は格好いい。でも、やりたいだけじゃ飯は食えない。それに来月で46歳。25年間自力でやってきたし、そろそろかなと。練習とかでも、新山響平クラスを見ていると…」と揺れる思いを明かす。
準決勝(8R)も自力の番組となった。まずは目の前一戦に自力選手として全力を注ぐ。