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宇都宮競輪「開設77周年記念レジェンド神山雄一郎カップ(GIII)」は30日に初日を迎えた。7Rの一次予選で1着の中嶋宣成に話を聞いた。
人気を集めたのは、市田龍生都の番手を回る稲川翔だった。しかし、市田が突っ張りきれず、中嶋がレースを支配して逃げ切り。マークの鈴木薫との関東ワンツーが決まり、巻き返した市田は3着までとなった。
中嶋は大粒の汗を拭い、こう振り返った。
「後ろ攻めになったら斬るしかないし、市田君とモガき合ってでもと。突っ張られて、戻って8、9番手じゃ僕も薫にも勝負権はないので、意地でも斬るつもりでした。出てからは市田君がカマしてくるであろうタイミングで、しっかり踏めて良かった」
まさに男の意地。ラインを背負う先行選手としての責任感が伝わる言葉だった。競輪に絶対はない。中嶋の意地が、競輪の面白さを改めて教えてくれた。