グレードレース

競輪放浪記【第15回】(麻雀プロ　滝沢和典)（アオケイ紙面掲載コラム）

2024/04/26

業界の先輩方がまだ元気よく麻雀を打っていることもあり、私は未だ若手に見られることも少なくないのですが最近は加齢による体力の低下はもちろん、認知機能の衰えも感じるようになりました。麻雀の対局内容はいくらでも記憶できるのですが、以前は得意だったはずの人の名前と顔を覚えることが明らかに苦手になっています。コロナ禍でマスクをしているから覚えられないのだと思っていたら、マスクをしなくなった今でもあやしい。名刺を頂いたうえで打合せをしたのに次にお会いした時には名前を忘れてしまうなんてこともしばしばあります。

先日、競輪好きの親睦会に呼んで頂いた時のことです。会場に遅れて到着した私に主催者の生いっちょうさんが参加者を順番に紹介してくれました。林雄一さん、Dスケさん、木村安記さん、アドリブ兄さん…番組等で見る方々、以前お会いしたことがある方のお名前は覚えていましたが、初めましての方も多く覚えるのに苦労しました。生いっちょうさんが最後に女性を指して「あとしんざんです。きょうへい、いやまさし。あ、本当はにいやまさんです」

なるほど競輪選手に関連付ければ覚えやすい！紹介された他の方のお名前は曖昧な記憶になってしまいましたが新山さんだけは一発で覚えました。
早速、その日初対面の福田さんには「知也」、小嶋敬二選手に似ている方は「〇〇社長」と心の中で命名してみました。
(ちなみにアオケイの社長は髪型やヒゲの具合が園田匠選手に似たイケメンです)

脳の衰えを根本的に改善したいと感じているあなたは選手名を覚えることから始めてみてはいかがでしょうか？「サカモト」多すぎ問題(20人)や「コハラ、オハラ、オバラ」問題などもありますが脳が活性化される事は間違いないし、知識は車券にも活用できるはず。
2400名程の選手を覚えるのは無理かもしれないけどガールズなら登録選手は約200人なのでなんとかなりそう。ひとまず今回のオールガールズクラシックに出場している選手だけでも覚えてみてはいかがでしょうか！