競輪業界ニュース

【近畿管内新人選手(125・126回生)共同インタビュー】

2024/04/22

3月に日本競輪選手養成所を卒業、本格デビューを控える近畿管内選手11名の共同インタビューが行われて熱い意気込みを語ってくれた。

 

油谷 蒼(兵庫・29歳)師匠・澤田義和(69期)

「脚質は地脚。当面は自力でやって行きたいと思ってるんですが、29歳という年齢なので10年後くらいには南修二さんや村田雅一さんの様な追込屋になりたいです。まずは自力で上を目指して頑張ります。」

 

 

秋末 蓮(兵庫・23歳)師匠・徳丸秦教(95期)

「養成所では、マークや追込みの決まり手しか付けられなかったので、しっかりと先行、捲りと自力を出して行きたいと思ってます。目標とする選手は神奈川の松井宏佑選手です。体格的にも自分に近い部分があるし、自力で強い選手なので憧れです。トップスピードを付けて行ける様に頑張りたい。」

 

 

西岡 利起(奈良・22歳)師匠・佐山寛明(113期)

「脚質は地脚タイプ。養成所でのゴールデンキャップ賞は自分の中ではたまたま取れたと思ってるので、慢心せずにやって行きたいと思ってます。本デビューしてから当分の間は先行、自力を出して行きたいです。目標とする選手は古性優作選手の様な何でも出来る選手です。色々と経験を積んで頑張って行きたい。」

 

 

谷内 健太(京都・23歳) 師匠 なし

「脚質は地脚です。距離を長く踏めるのが得意分野だと思ってるので、先行で日本一になれる様に頑張りたい。目標としては地元の村上義弘さん、博幸さんと凄いご兄弟が身近にいるので追い越せる様に頑張って行きたいです。」

 

 

藤原 夏志(大阪・26歳)師匠・古原勝己(60期)

「脚質はどちらかと言えば地脚です。デビュー後はこういう走りがしたいというよりも、どんな展開にも臨機応変に対応して1着が取れる様なレースが出来ればと思ってます。将来は古性優作選手の様な何でも出来る、隙の無い選手になりたいです。」

 

 

久田 朔(大阪・20歳)師匠・肥後尚己(83期)

「脚質は地脚です。デビュー後は先行、捲りと両方出来る様にして、早くA級2班に上がれる様に頑張りたい。上の舞台で勝つ為には何でも出来ないと厳しいと思うので、古性優作選手みたいに何でも出来るスタイルを目指して行きたいです。」

 

 

南部 翔大(大阪・23歳)師匠・多田司(51期)

「脚質はダッシュの方が自信があります。踏める距離が長くはないので、養成所ではカマシをメインにやってきました。ただ、師匠からはしっかりと先行出来るかが大事と言われてますし、デビュー後は先行中心に戦って行きたいと思っています。その中で踏める距離を長くして行って、カマシの威力も上げて行ける様にして行きたい。将来の目標は、もちろんSS班を目指して行きたいけれど、師匠の様に長く選手を続けてお客さんに愛される選手になりたいと思ってます。」

 

 

中嶋 響(大阪・21歳)師匠・酒井拳蔵(109期)

「脚質は地脚です。デビュー後は新人なので先行はしたいけど、まずは車券に貢献出来る様に、着に絡める様にと思ってるので、負ける様な先行になるならイメージが悪くても勝てる方法で勝ちたいと思っています。兄(樹・119期)とは兄弟で一緒に頑張って行こうと話をしました。将来は師匠の酒井さんの様な選手になりたいです。」

 

 

仲澤 春香(福井・22歳)師匠 山出裕幸(90期)

「養成所での成績(在所1位、卒記レース1位)については、競技経験をしてきてなくて自分の立ち位置が分からない中での入所だったし、そこまでの結果は思い描いてなかったです。自転車の知識が乏しい中で周りから色々と教わって悩んだりもしたし、決して右肩上がりで伸びて行ったという感じではなかったですね。

競輪を志したきっかけは、元々実業団でボート競技をやっていたんですが、イップスになってしまったんです。そんな時に高校時の顧問の先生に競輪という道があるよと導いて貰いました。自転車経験が少ないので、最初は力で走ってしまうかもしれないですが、少しずつ慣れて捲りでも、追い込みでも勝てる様にして行きたいです。プロスポーツであって公営競技でもあるので危険な走りはせずに、レースをしっかりと成立させてお客様から信頼される、愛される選手になりたいです。」

 

 

濱田 芽生(福井・21歳)師匠 北川紋部(78期)

「脚質は長い距離を踏むのには自信があるので、どちらかと言えば地脚ですね。スプリント力が今の課題です。小、中、高とずっとバスケットボールをやっていたんですが、高校の時にトレーナーさんから競輪をやってみてはどうかと勧められていたんです。その時はバスケを諦められなくて大学に進学したんですが、バスケットボールで自分自身の限界を感じて大学を辞めて競輪に挑戦する事を決めました。将来は同県の柳原真緒さんみたいな選手を目指して、最終的には状況に応じて自在に何でも出来る様な選手になりたいです。」

 

 

小林 諒(京都・19歳)師匠 小林正明(88期)

「自分はまだまだトップスピードが足りないので、ダッシュタイプという感じではなく、父(小林正明)とは違って持久力かなと思っています。養成所時代は、思ったよりも走れなかったというのが正直な感想です。やっぱり皆強いので苦労しました。

普段の練習はインターバルで持久力が落ちない様にして、後は男子選手に付いてトップスピードを上げられる様に取り組んでいます。目標とする選手はいないんですが、憧れている選手は久米詩選手、奥井迪選手、畠山ひすい選手です。チャンスがあれば前々に踏んで、自力、自在のレースが出来る様に頑張ります。」

 

 

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